葉山一色 小道の土地
売主様からご相談をいただいたのは商品化する1年半くらい前のことでした。
以前ご相続で売却した土地の譲渡所得税等が相続トラブルで払えておらず、延滞税も加算されて国税から相当な額の請求が来ている。とのこと。
持っている財産の多くは底地(借地をしている所有権部分)のみであったため、まとめて即現金化するのが難しく、母屋の庭先を分譲するのか底地を買い取り等に出すのか、借地人に勝ってもらうのか、等いろいろお話をしていく中で、1件の借地している土地を借地と底地で等価交換して所有権になった庭部分を弊社で買取ることで解決できそうだと方向が見えてきました。
借地人さんもその方が管理面積が減って好都合、とのことで無事に合意して等価交換の契約と買取の契約を無事締結。
そこから土木工事に入っていったものの、車が入っていけない道だったので小運搬費用(手運びによる手間賃)だけでも数百万円になりそうだったので、道を一部自己負担で少し拡幅して軽トラックだけは入っていける様にしました。
高低差処理があったり、水道管が分割した土地の間をまたいでしまったり、いろいろとあって予定よりも250万円くらい多く出てしまいました。。
が、販売を開始してわずか1か月でお申し込みを2件いただき、早かった方に買っていただきました。
買主様からも建物が無事に完成したご連絡までいただいて売主冥利に尽きる思いでした。